燕雲台🈑🅂🈡
第48話 国土と結ばれた運命
12月29日 月曜 12:30 -13:30 テレ玉1
蕭燕燕は遼の宰相・蕭思温の三女であり、皇后を代々輩出している后族の娘でもあった。天真爛漫なおてんば娘の燕燕は、身分も民族も異なる韓徳譲と恋に落ち、生涯を誓い合う。当時、遼では皇弟・耶律罨撒葛、皇太叔の息子・耶律喜隠、人皇王の孫・耶律賢という太祖の三支を軸として、帝位争いが繰り広げられていた。蕭家の長女・胡輦と次女・烏骨里がそれぞれ罨撒葛と喜隠に嫁いだことから、蕭家は否応なく熾烈な争いに巻き込まれて
いく。一方、耶律賢は、聡明さと洞察力を兼ね備える燕燕を将来の己の皇后にしたいと考え、無二の親友・韓徳譲から奪うことを決意するのだった。
兵権返上を求められて憤る蕭胡輦をなだめようと太后 ・蕭燕燕が苦心するさなか、撻覧阿鉢が聖宗・耶律隆緒を襲った。傷は浅かったが皇帝を襲った罪は重く、撻覧阿鉢は拷問の末、斬首されることに。胡輦は必死に命乞いをするが隆緒に冷たく拒まれ、ついに牢を破り撻覧阿鉢を救出、一路可敦城へと戻る。だが朝廷の大軍は容赦なく攻め込み、
胡輦を守ろうとして斬られた撻覧阿鉢は「強く生きてくれ」と胡輦に言い残して息を引き取るのだった。
