昼ドラ・愛伝説#16
戦前から四半世紀にわたり、伊豆・下田と東京を舞台に、「しあわせ願望」を抱く人々のはかなく悲しい運命を描いた物語。
12月22日 月曜 14:30 -15:00 三重テレビ1
章に学資の援助をしてやってほしい――。恭子の提案は、周囲のものを驚かせた。頭から相手にしない貞子。英一郎は苦学していた自分の青春時代をふりかえり、同じような境遇の章を放ってはおけないと思った。翌日、英一郎は章に、援助の件を申し出た。が、父の手術のことでわだかまりをもつ章は、怒りだした。英一郎は、手術が失敗だったかどうか医者になって自分で答えをつかめと話してきかせた。
愛は章の苦しみが手に取るようにわかり、いたたまれなかった。そこへ、はるがやってきた。愛は、章を医者にしてあげてと懇願した。


