巨大基地の波紋 〜戦後80年 激変する安全保障〜

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ドキュメンタリー「解放区」巨大基地の波紋 〜戦後80年 激変する安全保障〜🈑

自衛隊基地の建設が急ピッチで進められている種子島沖に浮かぶ無人島「馬毛島」。安全保障のうねりの中にある、島の巨大基地がもたらした安全保障をめぐる変容を見つめます

12月22日 月曜 2:23 -3:23 TUY1

鹿児島県の種子島沖に浮かぶ無人島「馬毛島」。かつては漁業や酪農が盛んで500人以上が暮らし、「宝の島」とも呼ばれた自然豊かな島に、国は1兆円以上を投じ、自衛隊基地の建設を急ピッチで進めています。東京ドーム175個分の島で、自衛隊は最新鋭の垂直離着陸機「F-35B」の訓練や、迎撃ミサイル「PAC3」の展開訓練、水陸両用車の上陸訓練などを計画。さらに、アメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)も計画されています
野毛島は陸・海・空が訓練の拠点とする、いわば「不沈空母」となります。 中国の海洋進出や、中国が台湾に軍事侵攻する「台湾有事」の懸念―。戦後80年を経て、鹿児島は今、激変する安全保障のうねりの真っただ中にあります。 巨大基地建設がもたらした“特需”の光と影、世界自然遺産・屋久島の空を飛ぶ米軍機、国の「アメとムチ」に翻弄されるアメリカ軍基地の街、新人隊員たちの思い…安全保障をめぐる変容を見つめます