京都知新

ドキュメンタリー/教養

京都知新【「KANEGAE」ギャラリスト 鐘ヶ江英夫】

アートを通し、社会の課題にどう向き合うのかーその問いを軸に、表現の可能性を探り続ける鐘ヶ江英夫さん。現代の感性と技術によって伝統をアップデートする信念と表現とは

12月21日 日曜 6:15 -6:30 MBS毎日放送

京都知新【「KANEGAE」ギャラリスト 鐘ヶ江英夫】

京都・北区 大徳寺総門前に佇むギャラリー「KANEGAE」、今回の主人公は、ギャラリストの鐘ヶ江英夫さんです。 鐘ヶ江さんは、完成した作品を取り扱うだけでなく、コンセプトワークの段階から作家と向き合い、共に作品を作り上げています。 アートを通して、社会の課題にどう向き合うのか。その問いを軸に、表現の可能性を探り続けているのです。  
「KANEGAE」は11月に開催された国際的なアートフェア「Art Collaboration Kyoto(ACK)」にも出展。ブーステーマは【命の恵みを使い切ること】、害獣問題によって駆除された鹿の命を使い切るプロジェクトを「T.T」と名付けて立ち上げ、新たな循環を創出。食・ファッション・アートといったジャンルの垣根を越え、社会課題と真正面から向き合う革新的な空間を作り上げました。  
現代の感性と技術によって伝統をアップデートし、「令和の美」を生み出し続ける鐘ヶ江さん。 「アーティストは世界の課題を解決する存在である」その信念が、「KANEGAE」の空間と表現を形づくっています。