住人十色

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住人十色【熟練の小ワザで快適&コストダウン! 70代で建てた終の棲家】🈖🈑

光を取り込むための工夫⁉地面から1.2m高く設置▼全面ガラス窓で日当たりのいい家▼使える建具を再利用して100万円コストダウン▼家事に便利な回遊動線▼見せない収納

12月20日 土曜 17:00 -17:30 MBS毎日放送

住人十色【熟練の小ワザで快適&コストダウン! 70代で建てた終の棲家】🈖🈑

舞台は、神奈川県茅ヶ崎市。70代の熟練建築家が建てた終の棲家(ついのすみか)を紹介する。住人(アルジ)は建築家の夫と妻。2年前、70代にして一念発起し新居を建てた。この土地に家を建てた43年前は周囲にはほとんど建物はなかったが時代とともに住宅街へと変貌。妻は「日当たりのいい家にしたい」と強く思うように。コストを抑えつつ、長年の設計人生で培ったノウハウを詰め込んで、妻のさまざまな要望も全て叶えた。
大きな段差がある玄関アプローチから家に入ると、4.3mもの吹き抜けがある12帖のメインスペースが広がる。南側は全面ガラス窓で、曇り空でも光が届く明るい空間になっている。熟練建築家である夫の巧みな小技のひとつが、窓。特注ではなく既製品のアルミサッシを使用し、枠のアルミ部分を隠すように柱を設置して、あたかも木製フレームのように見せている。特注の窓ガラスと比べて70万円もコストを抑えた。
以前は別室だったダイニングをキッチンの隣にして、パントリー、玄関へとつなぎ、便利な回遊動線に改修した。またリビングでは仏壇、さらには階段までも扉で隠し見せない収納を実現した。70歳を過ぎて建てた終の棲家。熟練建築家ならではの小技が光る中、夫は「将来、どうしても2階に上がるのが億劫になった時は、1階だけで生活できるようになっている。そうならないように頑張っていきたいですけどね」と明かす。