燕雲台-The Legend of Empress -

ドラマ

燕雲台🈑🅂

第43話 武運尽きる時

12月18日 木曜 12:30 -13:30 テレ玉1

蕭燕燕は遼の宰相・蕭思温の三女であり、皇后を代々輩出している后族の娘でもあった。天真爛漫なおてんば娘の燕燕は、身分も民族も異なる韓徳譲と恋に落ち、生涯を誓い合う。当時、遼では皇弟・耶律罨撒葛、皇太叔の息子・耶律喜隠、人皇王の孫・耶律賢という太祖の三支を軸として、帝位争いが繰り広げられていた。蕭家の長女・胡輦と次女・烏骨里がそれぞれ罨撒葛と喜隠に嫁いだことから、蕭家は否応なく熾烈な争いに巻き込まれて
いく。一方、耶律賢は、聡明さと洞察力を兼ね備える燕燕を将来の己の皇后にしたいと考え、無二の親友・韓徳譲から奪うことを決意するのだった。
太后・蕭燕燕は夫を亡くした蕭烏骨里を訪ね、せめてもの慰めに烏骨里の義父・耶律李胡を皇帝に追封した。礼を述べる烏骨里だが、燕燕が去ると、さらに恨みを募らせるのだった。ある日、南朝軍北伐の急報が届く。皇族たちは開戦に反対し燕雲十六州返還も辞さないと言い出すが、燕燕は断固として燕雲十六州を守ると宣言する。
党項の李継遷は南朝に背き、遼に救いを求めた。燕燕は継遷に貴族の娘を嫁がせ、救援の名目にしようと考える。