日本のチカラ

ドキュメンタリー/教養

日本のチカラ🈑

富山県氷見市にあるヤギ牧場。第二の人生をヤギと過ごす「げんじぃ」の心温まる日常と、牧場を舞台に広がる「人と地域のつながり」を見つめます。

12月21日 日曜 5:45 -6:15 高知放送1

富山県氷見市にある「吉がけ牧場」。広大な敷地に30頭以上のヤギが暮らしています。誰でも無料でヤギと触れ合えるため、休日には県内外からお客さんが。ヤギのお世話をしているのは「げんじぃ」こと、村江元三さん(80)。ヤギとの出会いは少年時代。げんじぃの母は43歳で出産したため、おっぱいの出に苦労し、げんじぃは「お前は飼われていたヤギの乳で育った」と教わりました。70歳で定年退職後、ヤギを飼うことを決意。
「過疎化が進むふるさとをヤギと一緒に盛り上げたい」…そんな強い気持ちもあり2年後、たったひとりで吉がけ牧場を作りました。牧場での生活は想像以上に大変。朝ごはんの準備、放牧、小屋の掃除…。しかし「ヤギの世話が生きがい。四六時中ヤギのことを考えている」とげんじぃは話します。第二の人生をヤギと過ごす、げんじぃの心温まる日常と、牧場を舞台に広がる「人と地域のつながり」を描きます。