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テレビ寺子屋

🈐テレビ寺子屋【和製英語の世界を楽しもう/アン・クレシーニ】#2441

「和製英語」は日本人の想像力が作り出した「日本語」!?言葉を知ると、その国の人と文化が見えてくる。日本を愛してやまないアン・クレシーニさんのお話です。

12月14日 日曜 5:30 -6:00 めんこいテレビ1

🈐テレビ寺子屋【和製英語の世界を楽しもう/アン・クレシーニ】#2441

1997年の来日当初、私は全く日本語が話せず毎日が孤独でした。引っ越し先のマンションで「つまらないものですが」という言葉を練習して、洗剤を持ち挨拶に行くと、中から「誰ですか?」と聞かれて意味が分からず、思わず「ガイジンです」と返しました。この出来事がきっかけとなり、一生懸命日本語を勉強していく中で、言葉は人と人をつなぎ、その国の文化ともつながっていると知りました。今では日本と日本語が大好きです。
12年前に「和製英語」に出会いました。初めは「変な英語」という印象でしたが、ある論文で「和製英語は日本語」だと知り、驚きました。それから「和製英語」は想像力豊かな魅力溢れる言葉だと思うようになりました。 日本にある「外来語」は、もとの言語と意味が同じで、発音しやすく工夫されています。例えば[アイスクリーム]は英語圏でもそのまま通じます。でも「和製英語」は英語圏では通じないし、使われていません。
一方で、日本人が発音しやすく、聞き取りやすく、想像しやすいという特徴があります。例えば和製英語の[ランニング・マシーン]は「走る・機械」だとすぐ分かりますが、英語だと[treadmill(トレッドミル)]で、意味が想像できません。 「外来語」か「和製英語」かの区別をむずかしく考えず、好奇心を持って調べることで語彙力も増え、知識も広がります。ぜひ好奇心を持って「和製英語」の世界を楽しんでください。
子どもが一人ひとり違うように、親だって一人ひとり違うはず。だから子育ても十人十色。いろんな子育てがあるわけです。テレビ寺子屋は、母として家庭人として、戸惑い、解決の糸口を見つけたいときに「あっ、私もそう思っていた」と共感できる場。たくさんの人の意見に触れ、考え方を参考できる場でありたいと考えます。時代を意識した番組づくりを目指して、新しい世代に向けた、生きたメッセージを発信していきたいと思います。