燕雲台-The Legend of Empress -

ドラマ

燕雲台🈑🅂

第42話 姉妹の反目

12月17日 水曜 12:30 -13:30 テレ玉1

蕭燕燕は遼の宰相・蕭思温の三女であり、皇后を代々輩出している后族の娘でもあった。天真爛漫なおてんば娘の燕燕は、身分も民族も異なる韓徳譲と恋に落ち、生涯を誓い合う。当時、遼では皇弟・耶律罨撒葛、皇太叔の息子・耶律喜隠、人皇王の孫・耶律賢という太祖の三支を軸として、帝位争いが繰り広げられていた。蕭家の長女・胡輦と次女・烏骨里がそれぞれ罨撒葛と喜隠に嫁いだことから、蕭家は否応なく熾烈な争いに巻き込まれて
いく。一方、耶律賢は、聡明さと洞察力を兼ね備える燕燕を将来の己の皇后にしたいと考え、無二の親友・韓徳譲から奪うことを決意するのだった。
渤海妃・玉簫は赤子の薬師奴を残し、景宗・耶律賢の後を追って自害する。一方、愛する夫と息子を失った趙王妃・蕭烏骨里は怒りが消えない。姉の皇太妃・蕭胡輦の説得むなしく、妹の太后・蕭燕燕への復讐を決意する。そして、耶律隆緒の即位に公然と反対した蜀王・耶律道隠を訪ね、謀反を持ちかけるが、承諾は得られなかった。
屋敷に戻った烏骨里を待っていたのは、冀王妃・夷蘭。夷蘭もまた夫と息子の敵討ちを誓っていたのである。