浮世絵EDO-LIFE
ドキュメンタリー/教養
浮世絵EDO−LIFE べらぼうの世界 蔦重・歌麿と“恋する熟女”「物思恋」🈑
「べらぼう」の物語とリンクした浮世絵が登場。今回は、ドラマの最終回に合わせ、蔦重と歌麿のコンビが生み出した最高傑作のひとつ、「熟女の恋」を描いた1枚をご紹介。
12月12日 金曜 23:50 -23:55 NHKEテレ1大阪
蔦重・歌麿コンビが後世に残した多くの作品の中でも、この絵は心惹かれる人が多い傑作だ。頬杖をつき、細めた目で遠くを見やる女性。大きな商家のお内儀だろうか。題名は「物思恋(ものおもうこい)」。恋の相手は誰かと想像をかきたてる絵だ。歌麿・蔦重は、表情や仕草を描くことで、女性の内面までをも表現、浮世絵に革命を起こした。さらに、町娘や遊女でなく「熟女」を描くことも画期的だった。その熟女の心の内を探ると…。
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出演者
【語り】野口葵衣
