燕雲台🈑🅂
第39話 孤立無援
12月11日 木曜 12:30 -13:30 テレ玉1
蕭燕燕は遼の宰相・蕭思温の三女であり、皇后を代々輩出している后族の娘でもあった。天真爛漫なおてんば娘の燕燕は、身分も民族も異なる韓徳譲と恋に落ち、生涯を誓い合う。当時、遼では皇弟・耶律罨撒葛、皇太叔の息子・耶律喜隠、人皇王の孫・耶律賢という太祖の三支を軸として、帝位争いが繰り広げられていた。蕭家の長女・胡輦と次女・烏骨里がそれぞれ罨撒葛と喜隠に嫁いだことから、蕭家は否応なく熾烈な争いに巻き込まれて
いく。一方、耶律賢は、聡明さと洞察力を兼ね備える燕燕を将来の己の皇后にしたいと考え、無二の親友・韓徳譲から奪うことを決意するのだった。
李思の霊前で韓徳譲に冷ややかな態度を取られた皇后・蕭燕燕は自分が疑われていると思い衝撃を受け、さらに景宗・耶律賢のそばに小妃同様の待遇を受ける女子がいることを知り倒れる。李思は皇后に嫉妬されて殺されたという新たな噂も流れ、燕燕は自分の名誉にかけて上京を大捜索するが皇族たちから反発される。
耶律賢に諭されても燕燕は突っぱねて孤軍奮闘するのだった。一方、燕燕を案じる蕭胡輦の調べで噂の出どころが趙王府であることが判明する。
