ドキュメンタリー/教養
メーデー!9:航空機事故の真実と真相「ユナイテッド航空232便」🈔
2011年制作/1989年7月19日に発生したエンジン破壊によるユナイテッド航空232便の不時着事故。多重安全機能を備えたはずのシステムが機能しなかった原因とは
12月11日 木曜 0:00 -1:00 ナショジオ
“航空機事故が起こるごとに、航空機の安全性が増す”。この重い事実を明らかにしながら、「メーデー!」シリーズ第9弾では、歴史に残る飛行機事故がなぜ起きたのか、その原因を探る。コックピットの音声を録音したボイスレコーダーや事故報告書、目撃者の証言を基に、どのエピソードもインタビューと最新のコンピュータ画像、手に汗握る再現映像で事故を検証する。
「ユナイテッド航空232便」
1989年7月19日、ユナイテッド航空232便のDC-10型機は高度3万7000フィートを飛行中、第2エンジンが破壊された。その時の爆発で油圧系統もすべて損傷してしまい、残る2基のエンジンの出力制御以外の操縦は不可能に。その後、同機は最寄りの空港に緊急着陸を試みたが、着陸の際に滑走路からそれて墜落、乗客296人のうち111人が犠牲となった。