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住人十色【住み継ぐためのアップデート!昭和の古家リノベーション】🈖🈑

平屋に見える?斜面に建つ2階建ての家▼築51年の古屋…当時の図面のおかげで費用削減▼解体時に出た木材を生け捕り?にして再利用▼幅2メートルのくつろげる外デッキ

12月13日 土曜 16:54 -17:24 あいテレビ1

住人十色【住み継ぐためのアップデート!昭和の古家リノベーション】🈖🈑

舞台は、京都市左京区。住人(アルジ)は、夫妻ともに建築家の5人家族。岩倉エリアで昭和の古家をリノベーションして暮らしている。築51年の庭付きの広い土地は、カビや雨漏りなどの問題があるものの価格は2900万円。しかし、古家では珍しく当時の図面が残されていたことが購入の決め手になった。図面はしっかりと建てられた家の証であり、解体しなくても壁の中の状況が分かったことで費用面が安く済んだという。
平屋のような家の外壁は焼杉に張り替えることで瓦屋根が引き立ち、以前よりも京都らしい和の趣が感じられる。玄関を抜けた先は、天井高が3mを超える開放的なリビングダイニング。表からは平屋に見えるが、斜面に建っているため、リビングダイニングがあるのは2階部分。敷地は178坪もある。アルジの“住み継ぐ”という思いから、窓の外の木のデッキを補強しながら昔のものをそのままを再利用している。
2階のメインスペースは天井板や壁の一部を取り払い、開放的な空間に。また建物内部を解体した時に出たラワン材を“生け捕り”にして壁材に再利用。1階は壁を取り払い広いワンルームに。外のデッキは幅が2mあり、庭を見ながら息抜きスポットに。妻は「祖父母の家に帰った時のほっとする感じ。初めて住むはずなのにちょっと懐かしい」と住み心地を語る。家族の思い出を紡ぐ家は、これから先もずっと住み継がれていくことだろう。