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燕雲台-The Legend of Empress -

ドラマ

燕雲台🈑🅂

第34話 去りゆく人々

12月3日 水曜 12:30 -13:30 テレ玉1

蕭燕燕は遼の宰相・蕭思温の三女であり、皇后を代々輩出している后族の娘でもあった。天真爛漫なおてんば娘の燕燕は、身分も民族も異なる韓徳譲と恋に落ち、生涯を誓い合う。当時、遼では皇弟・耶律罨撒葛、皇太叔の息子・耶律喜隠、人皇王の孫・耶律賢という太祖の三支を軸として、帝位争いが繰り広げられていた。蕭家の長女・胡輦と次女・烏骨里がそれぞれ罨撒葛と喜隠に嫁いだことから、蕭家は否応なく熾烈な争いに巻き込まれて
いく。一方、耶律賢は、聡明さと洞察力を兼ね備える燕燕を将来の己の皇后にしたいと考え、無二の親友・韓徳譲から奪うことを決意するのだった。
草原で耶律罨撒葛を弔う蕭胡輦の前に皇后・蕭燕燕が現れ、新たな伴侶を得て子を持つよう説くが、恨みを捨てきれない胡輦は自分のためだけに生きると北方へ去る。韓徳譲もまた、南方を守ると言い去っていった。妻に裏切られた寧王・耶律只没も仏に仕えるため兄の景宗・耶律賢に別れを告げる。燕燕は開皇門から皆が去った上京を臨み、
むなしさを感じていた。そして11年の月日が流れ、皇宮では皇帝の再生儀が行われようとしていた。