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燕雲台🈑🅂
第33話 愛と憎しみ
12月2日 火曜 12:30 -13:30 テレ玉1
ついに謀反を起こした耶律罨撒葛。妻の蕭胡輦に、己と景宗・耶律賢のどちらの勝利を望むかと問いかけたのち、皇宮へと向かう。その頃、開皇殿では皇子の快癒を祝う宴が開かれていた。寧王妃・安只が献上した酒を飲んだ景宗と皇后・蕭燕燕は毒に侵されてしまう。すると安只はあっさり己の所業だと認め、夫である耶律只没の前で権勢欲をむき出しにする。
いく。一方、耶律賢は、聡明さと洞察力を兼ね備える燕燕を将来の己の皇后にしたいと考え、無二の親友・韓徳譲から奪うことを決意するのだった。
そして罨撒葛が開皇殿に乗り込み、玉座を奪おうとした矢先、思わぬ人物が現れるのだった。
蕭燕燕は遼の宰相・蕭思温の三女であり、皇后を代々輩出している后族の娘でもあった。天真爛漫なおてんば娘の燕燕は、身分も民族も異なる韓徳譲と恋に落ち、生涯を誓い合う。当時、遼では皇弟・耶律罨撒葛、皇太叔の息子・耶律喜隠、人皇王の孫・耶律賢という太祖の三支を軸として、帝位争いが繰り広げられていた。蕭家の長女・胡輦と次女・烏骨里がそれぞれ罨撒葛と喜隠に嫁いだことから、蕭家は否応なく熾烈な争いに巻き込まれて
