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ザ・ノンフィクション
ドキュメンタリー/教養
ザ・ノンフィクション・母ひとり子ひとりの物語〜息子が娘になる日〜🈑
ある日息子は「娘」になった…「自分に素直に生きたい」と女性として生きることを選んだ息子と決断を支えた母の思い…人生を変える決断の先に「幸せ」は待っているのか…
11月30日 日曜 13:40 -14:35 北海道文化放送1
母が見つめるリングに立っているのは女手一つで育てあげた息子。22歳になった一人息子は今、新しい人生を歩み始めようとしている…
「女になって、必ず帰ってきます」新宿・歌舞伎町のリングでそう叫んだのは、プロレスラーのエチカ・ミヤビ(22)、本名は「とものり」という。幼い頃から感じ続けていた心と体の違和感。10代のとものりはヒゲを生やし「男らしさ」を演じてきた。だが違和感は年齢と共に大きくなり、次第に
心はきしみ、やがて壊れていく…「何度も死のうと思った。でも今は、かわいく見られたい。素直になりたい」22歳になったとものりは、10日後に、タイで性別適合手術を受けることを決めていた。
そんな息子を客席から涙ながらに見つめていたのは母・かずよさん(58)。未婚のまま出産することを決め、一人で産んだ息子。父の顔を知らないとものりを祖母と共に育ててきた。そんな一人息子は、手術費用200万円をためる
ため、キャバクラで午前3時まで働き、わずか2〜3時間の睡眠でプロレスの練習に励む日々。
命の危険も伴う大手術。そして、体を変えることで本当に幸せになれるのか。母としての不安は消えない。
そして必要な金をためた息子は「女性として生きる」ことを決め、母と祖母に見送られて、人生を変える大手術へと向かう。
ある日、息子から“娘”になった子とその背中を支える母、2年にわたる親子の葛藤と絆を見つめた…

