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水戸黄門 第39部

ドラマ

ドラマコレクション「水戸黄門」🈑

水戸黄門 第三十九部
#1「水戸(後編)」
#2「母の一念関所を破る!・箱根」

12月1日 月曜 15:04 -16:54 テレビ大阪1

水戸老公は、西山荘で大日本史編纂の作業を進めていた。水戸藩の元家老、山野辺兵庫とその孫娘、早月が老公の身の回りの世話をしているが、口うるさい兵庫に助三郎と格之進は辟易する。ある日、早月は江戸に将来を誓った人がいると告白し、皆を驚かせるが、その直後思いを寄せる橋場大二郎から約束を忘れてくれとの手紙が届く。早月は大二郎の真意を確かめるため、お娟、新助と共に江戸へ向かい、老公と助さん、格さんも後を追う。
大二郎は赤鞘組という無頼旗本の仲間に入り、行方不明になっていることが分かった。その赤鞘組の大将、黒沼十兵衛は吉原一の花魁、高尾太夫を是が非でも身請けしようと無法を繰り返し、乱闘騒ぎを起こしていた。その騒ぎに乗じて助さんが赤鞘組に、格さんは吉原に潜入し、大二郎の行方を探ることに。弥七も探索を開始した。一方、江戸城では、徳川綱吉の母、桂昌院が怪しい祈祷僧、隆光に心酔し、幕府に不気味な影を落としていた。
隆光が動かす莫大な金は、長崎の密貿易で作られている様子。老中の柳沢吉保が隆光の糸を引いているようだ。しかも吉保は廻船問屋の寺田屋を通じて赤鞘組ともつながっていたのだ。果たして大二郎の行方はいかに?そして老公は吉保の陰謀を砕くことができるのか? その頃、赤鞘組の悪行に吉原の男衆が我慢の限界を超え、一触即発の危機が迫っていた。騒動を収めるため老公が立ち上がる!
水戸老公一行は箱根の関所に着いた。関所では、厳しく人の出入りに目を光らせるその裏で、関所番頭の深尾平太夫が山賊の蛇蔵と組んで、旅人から金品を巻き上げ、私腹を肥やしていた。お娟と早月も検査係りのおかねに理不尽な言い掛かりをつけられ、関所を通過できない。先に進むことができず難儀をしている一行に馬子のお花が声をかける。そこへ山賊が現れて、助さん、格さんがひと暴れ。お花は、一行を山中の小屋に案内する。
お花はここで嘉平という老人と二人で暮らしている。嘉平は、お花は幼い頃山中に捨てられていたのだと打ち明ける。お花は危険から身を守るため、普段は男の身なりをしているが、髪を洗ったお花が美しい娘だと気付き、一行は驚いた。 その頃、老公とは別行動の風車の弥七が、蛇蔵に捕らえられて他国に売り飛ばされようとしていた二人の女を助けた。二人は大店の女主人、お国と女中のお米である。
お国は、幼い頃生き別れになった娘を探しており、どうしても峠を越えたいと訴える。老公はお国が探す娘がお花ではないかと察知する。老公とお国たちはお花の案内で、峠の難所越えに挑む。関所破りは大罪である。深尾と蛇蔵は一行の後を追う。 その頃、孫娘、早月を追いかけて山野辺兵庫も箱根に到着した。深尾に騙されて兵庫も老公たちを追跡する。息詰まる箱根の攻防!