昼ドラ・愛伝説#12
戦前から四半世紀にわたり、伊豆・下田と東京を舞台に、「しあわせ願望」を抱く人々のはかなく悲しい運命を描いた物語。
12月8日 月曜 14:30 -15:00 三重テレビ1
愛は英一郎にだけ、まつえからの手紙のことを打ち明けた。そして、一緒に暮らしたいというまつえの誘いを断ったと。白石医院での生活が、今の愛にとってはすべてだった。恭子が愛に、感じのいい若者に出会ったことを嬉しそうに報告した。家までつきとめたというので、愛はあきれるが、実はその若者が章だったとは、愛は夢にも思っていなかった。章は経済的理由で医者になるのをあきらめ、東京で働こうと考えていた。
が、英一郎への復讐に燃えるはるは、納得しなかった。その夜、はるは白石医院に放火しようと家を抜け出した。




