日本のチカラ

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世界三大織物にも数えられる大島紬。新たな時代を感じさせるネクタイやバッグを生み出す
この道50年の職人…「結い」の思いで紡ぐ、大島紬の未来を見つめます。

12月7日 日曜 6:00 -6:30 MRO1

鹿児島市内にある「奄美の里」…奄美群島で作られる伝統工芸品「大島紬」の製造工程を見られる工房に、レストランや庭園も併設。奄美の自然や文化に触れられるスポットです。世界三大織物にも数えられる大島紬は、およそ40の工程から緻密な柄を描き出します。日本を代表する絹織物として1970年代には生産量のピークを迎え、その技術力が注目されていますが、昨今の着物離れや後継者不足で生産量は激減。
この道50年の上村和己さん(75)は、大島紬の洋装品の制作へ自らの技術を広げてきた職人。新たな時代を感じさせるネクタイやバッグを生み出しています。鋭い目線が向かうのは、1本の糸と常にアイデアを書き留めるノート。長年紬と歩んできたからこその感覚と思いがあります。1本の糸に綿密な色付けがされ、縦糸と横糸が交わってひとつの柄になる大島紬。「結い」の思いで紡ぐ、大島紬の未来…職人たちの日々を追いました。

  • 出演者

    ◇ナレーション 美坂理恵(南日本放送アナウンサー)

  • 音楽

    相知明日香「ひまわりに包まれた日」

  • 制作

    企画:民間放送教育協会 制作著作:南日本放送 協力:文部科学省/総務省/中小企業基盤整備機構/JAグループ