LIFE〜夢のカタチ〜
ドキュメンタリー/教養
LIFE〜夢のカタチ〜🈞🈑京丹後の塩職人海水を丹念に炊いて作る塩に料理人も絶賛!
透明度の高い京丹後の海水を手間暇かけて丁寧に炊き上げて作られる塩は料理人も絶賛!若き塩職人は元新聞記者。塩作りに魅せられて、この道30年の師匠に弟子入り後、独立。
12月7日 日曜 5:20 -5:50 ABCテレビ1
関西屈指の夕陽の名所、京丹後市夕日ヶ浦。透明度の高さでも知られる夕日ヶ浦の海水から作られるサラサラの塩。取り扱う店の店主が絶賛するこの塩を作るのは、元新聞記者。まさかの人生の大転換で京丹後に移住した彼の思いとは?塩作りを未来に繋ぐため、奮闘する日々を追いました。
夕日ヶ浦海岸の中でも奥まったエリアにトラックを走らせるのが今回の主人公、塩職人の三味寛弥さん。ポンプを使って海水を汲み上げ、工房にある釜で炊き上げるのです。360リットルの平鍋で約一週間、海水をこまめに攪拌しながら、さらに海水を足していき、塩分濃度を高めます。燃料は薪。
濃縮が進むと石膏(硫酸カルシウム)が浮いてくるので、手作業で丹念に取り除いていきます。とても根気のいる作業です。そしてここから、様々な手間暇をかけて完成となる「丹後絹塩」は、料理店などで人気となりました。
三味さんは吹田市出身。大学卒業後、読売新聞大阪本社に入社。事件記者として6年勤務した後、退職してフリーのライターに。大きな転機になったのが、この工房で30年にわたって塩作りを続けていた塩職人、池田龍彦さんの取材でした。
その後、池田さんが高齢のため、塩職人を引退することに。事業継承することを決めて三味さんに声をかけたのです。もちろん、自分が塩職人になるなんて、すぐには決断できません。とりあえず工房に泊まり込み、池田さんの元で塩作りをやってみることにしました。いきなりの塩作り。なにが三味さんを塩職人に駆り立てたのでしょうか。
大阪の新興住宅で育った三味さんは、昔から自然への憧れがひとしおだったといいます。
2024年、京丹後市に移住した三味さんですが、大阪のIT企業に勤務する奥さんはどう思ったでしょう。
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◇ナレーション
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◇おしらせ
※この番組は2025年11月1日に放送されたものです。 この番組は、ABCテレビの『青少年に見てもらいたい番組』に指定されています。
