世にも奇妙な物語 傑作選 『サイゴノヒトトキ』永作博美/『幻の少年』黒木瞳
さあ、今回もあなたを奇妙な世界へ。バラエティーに富んだ珠玉の2作品をお楽しみください。
12月7日 日曜 12:00 -12:55 BSフジ・181
『サイゴノヒトトキ』
バスターミナルに降り立つ女、鈴木弥生(永作博美)。
ボストンバックから無造作に引っ張り出した一万円札を発券係に差し出して「どこか遠いところまで一枚」と告げた…。
弥生が乗り込んだバスに乗っていたのは車椅子の少年とその母、スーツ姿のサラリーマン、目つきの鋭い男にヤンキー風の青年。
バスが発車しようとした瞬間、派手な身なりの中年女と荷物を抱えた、さえない中年男の夫婦が乗り込んできた。
やがてバスが動き出し、山を縫うように走ってゆく。
カーブに合わせて運転手がハンドルを切った瞬間、パンク修理のために路上駐車した乗用車が現れ、あわててハンドルを切ったバスは、ガードレールを突き破る。
車内に乗客たちの悲鳴が響く。
フロントガラスいっぱいに広がる渓谷の景色。
しかし、しばらくしても何も起こらない。
恐る恐る目を開いた乗客たちが窓から見たものは…。
『幻の少年』
奈生子(黒木瞳)は、優しい夫とかわいい息子を持つキャリアウーマン、いわゆる「勝ち犬」である。
ある日、奈生子は自分が妊娠したことを知るが、産休を取って仕事が振り出しに戻ることも、ローンの支払いが追いつかなくなることも良しとはできず、子供をあきらめる事を決意する。
そんな奈生子の周りに不可解な現象が…。
ますます魅力を増していく黒木瞳が、久々の『奇妙』に出演!

