テレビ寺子屋
情報/ワイドショー
テレビ寺子屋🈐【マイナスな心の片づけかた/藤野良孝】
言葉を発したり、イメージしたりするだけで、マイナスな気持ちがプラスに切り替わる!?オノマトペ研究者の藤野良孝さんが語る、習慣化できるオノマトペの活用方法とは。
12月6日 土曜 5:30 -6:00 北海道文化放送1
オノマトペとは、「わんわん」「キラキラ」といった擬音語と擬態語を総称した言葉です。オノマトペを口にしたり、頭の中でイメージしたりすると、脳の線条体というやる気を司る部位が活性化することが最近の研究でわかっています。私たちの人生にはたくさんの苦みもありますが、ちょっとした工夫で気持ちを和らげることができます。その工夫のひとつとして、オノマトペを使ってマイナスな心をプラスに変える方法をお伝えします。
たくさん悩みを抱えている時って、なかなか元気が出ないものです。でも、悩みにはすべて意味があって、「自分はこんな時に悩むんだ」と知れただけでも前進していますから、まずは悩んでいる自分を受け入れてあげてください。そして、そこから立ち直るためには「のびのび」というオノマトペを言いながら両手を上にあげてみましょう。手を上にあげる行為は、心理学的にもすごく前向きになりますし、体がほぐれてリラックスできます。
次に、いつまでもクヨクヨしてしまう。そんな時は「スーッ」と言って、広い空を見る。「スーッ」は、お腹の奥から嫌な気持ちを出すようなイメージで言いましょう。広くて大きい空を見ると、自分の悩みが小さく感じられてきて、前向きになれます。オノマトペは発したり、頭の中でイメージしたりするだけで、心にエネルギーが満ちあふれてくる言葉です。オノマトペを習慣化して、毎日をほっこりハッピーに過ごしてほしいと思います。

