• この番組の放送は終了しました

住人十色

情報/ワイドショー

住人十色🈖🈑

①【佐世保が一望!とにかく眺望全振りの家】
②【大阪市内で公園借景を満喫! 勝手に片付くV字型ハウス】

12月6日 土曜 16:00 -17:00 CBCテレビ

住人十色🈖🈑

舞台は、長崎県佐世保市。住人(アルジ)は、子どもが1人いる3人家族。今春、子どもが小学校に入学するタイミングで夫妻の地元に家を建てることにした。港町・佐世保の眺望が条件だった夫は、山側の斜面で見つけた土地にひとめぼれ。しかし看護師の妻は通勤に便利な駅近を希望していた。実際に歩いてみると駅まで徒歩10分。港のすぐそばまで山が迫る佐世保の地形のおかげで、駅近と眺望を奇跡的に両立することができた。
港から長い坂を歩いてたどり着いた場所には、高さ5mの擁壁があり、さらにその上に3階建ての家が建っている。15帖のリビングダイニングの開口部からは佐世保港の絶景が広がる。リビングは吹き抜けにしたことで、2階の窓を通じて1階からでも空を眺められる。また、リビングとウッドデッキをまたがるように半円のモルタルテーブルを設置。広々としたウッドデッキを備えた庭で開放感も抜群だ。
2階には水回りや寝室、3階には子ども部屋がある。そこから数段上がった家の最上階には、一番眺めがいい眺望部屋が。夫の特等席もあり、子どもの初下校時はずっとここから見守っていた。眺望全振りの家に住んで、妻は「船の汽笛がよく聞こえて、海の近くに住んでるんだというのを実感できた」と改めて佐世保の魅力に気付いたと話す。子どもの成長も街の景色も見守りながら、この家と共にきっと家族も成長していくのだろう。
舞台は、大阪市東成区。住人(アルジ)は、育ち盛りの子どもが3人いるファミリー。昨年、建築家の夫の設計で新居を構えた。建坪11坪のスタイリッシュな3階建ての“うなぎの寝床”は間口は3.1m、奥行きは12m。正面は光を採り込むため、大きさの違う窓を組み合わせた全面ガラス張りとなり、窓の向こうは公園を借景に、緑豊かな景色が広がる。裏が公園という立地も、家を建てるひとつの決め手になったという。
V字型の屋根は、正面にある公園の木に光が当たるように設計。さらに雨どいに落ち葉が詰まると雨漏りの原因となり、家が傷んでしまうため、雨どいは付けず、屋根をVの形にして落ち葉が雨水と一緒に流れ落ちる仕組みを作った。しかも水の量が一定量を超えると、水が滝のように流れて窓ガラスを勝手に掃除してくれる。2階にある16帖のLDKは、まるでモデルルーム。扉を閉めるだけで調理家電や洗面室まで丸ごと隠せる。
3階は子どもたちの個室スペース。廊下にも見えるが、壁の中には勉強机に洋服、布団などがぎっしり。大きな扉を開けるとスぺースを仕切る間仕切りになる。床はあえて布団を敷くだけのスペースしかなく、寝るためには絶対に部屋を片付けないといけないという仕組みになっている。それぞれが自ら動き、家が片付く。勝手に片付く家は、子どもたちの自立心も勝手に芽生え、大きな成長へとつながっていくのだろう。