燕雲台-The Legend of Empress -

ドラマ

燕雲台🈑🅂

第37話 妻の不安

12月9日 火曜 12:30 -13:30 テレ玉1

蕭燕燕は遼の宰相・蕭思温の三女であり、皇后を代々輩出している后族の娘でもあった。天真爛漫なおてんば娘の燕燕は、身分も民族も異なる韓徳譲と恋に落ち、生涯を誓い合う。当時、遼では皇弟・耶律罨撒葛、皇太叔の息子・耶律喜隠、人皇王の孫・耶律賢という太祖の三支を軸として、帝位争いが繰り広げられていた。蕭家の長女・胡輦と次女・烏骨里がそれぞれ罨撒葛と喜隠に嫁いだことから、蕭家は否応なく熾烈な争いに巻き込まれて
いく。一方、耶律賢は、聡明さと洞察力を兼ね備える燕燕を将来の己の皇后にしたいと考え、無二の親友・韓徳譲から奪うことを決意するのだった。
景宗・耶律賢は韓匡嗣の処分を巡り、皇后・蕭燕燕と激しく口論したが、率直に非を認めて2人は和解する。その後、新政が公表された。皇族や部族の勢力を弱める一方、貧家の子弟でも仕官できるように科挙を行うという画期的な内容である。感無量の耶律賢だったが、その体は病にむしばまれ、侍医も手の施しようがなかった。
その事実を燕燕に伏せて捺鉢へと旅立った耶律賢は、美しい琵琶の音色にいざなわれ、ある出会いを果たす。