関口宏の雑誌の記憶

ドキュメンタリー/教養

🈑関口宏の雑誌の記憶 「防寒 後編」

今週も「防寒」というテーマで、寒がりの宮崎美子と雑誌の森に分け入る。防寒の歴史をひもとくと平安時代の面白い記事が。また、らくだのシャツやババシャツの話題も!

2月1日 土曜 16:00 -16:30 BS朝日1

🈑関口宏の雑誌の記憶 「防寒 後編」

清少納言の「枕草子」には火鉢への思い入れがよく現れており、当時寒さは悩みの種だったことが伺える。時は進んで昭和、男性諸氏がこぞって愛用していた防寒着の定番「らくだ」。この暖かさの秘密に迫る雑誌にも触れる。時代は進み90年代、女性の防寒着として人気だったのは「ババシャツ」。中でもフランス製の「ダマール」という商品はダイアナ妃もご愛用との触れ込みで大ヒット。
そして2000年代にはユニクロから「フリース」が登場。価格破壊を起こし、一大ブームに。その後ユニクロは発熱保温ウエア「ヒートテック」も話題に。また書庫では宮崎が表紙となっている婦人向け情報誌に注目。そこには体を温めることで健康を維持する「温活」の特集が。雑誌を通して防寒の歴史をたどると、あらゆる知恵、工夫、技術の進化が見えてくる。
昭和平成とメディアのメインストリームであり続けた「雑誌」。近年のネットの隆盛の中で、その存在感は薄くなっているものの昭和平成の「同時代の情報」は雑誌にしかないものが多く、今、ネットで検索しても出てこない貴重な「当時の生の情報」の宝庫と言えるのが「雑誌」。関口が自らの体験や記憶を掘り起こしながら、当時を知るゲストと共に物事の「本質」に迫っていく。あなたの知らない、もしくは忘れていた記憶がよみがえる。
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