誤断

ドラマ

連続ドラマW 誤断 #4〜6(全6話)

玉山鉄二主演で、製薬会社の隠蔽問題を描く社会派ヒューマンサスペンス。不可解な転落死を招いた薬害事件。社会正義か会社の利益か。揺れ動く男たちの倫理とは。(全6話)

1月28日 火曜 1:20 -4:15 WOWOWプラス

2015年 日本 原作:堂場瞬一「誤断」(中央公論新社刊) 監督:村上牧人古厩智之 脚本:羽原大介 主題歌:稲葉浩志「水路」(VERMILLION RECORDS) 出演:玉山鉄二蓮佛美沙子/大空祐飛/足立梨花
第四話:弁護士・宮本佳織、真島とともに長原製薬への訴訟を進めていた原告団のリーダーは高藤だった。長原病の残酷な実態を安城に告げる槙田。だが、安城は槙田を切り捨て、次の手を打ち始める。すれ違いが続いていた真弓は槙田から真相を告げられ戸惑う。40年前の真実を調べ始めた槙田は安城の過去を知り、先代社長・長原幸喜のもとを訪れる。社会正義と会社の利益。自分にとっての正義とは何か、槙田が出した答えとは……。
第五話:事実を認め新薬開発を目指すことこそ、製薬会社の社員として果たすべき責任と考えた槙田。だが、その提案は高藤の原告団側、安城の会社側、双方から批難される。孤立する槙田。その背中を押したのは真弓であった。そして槙田は高藤たち長原病患者を説得するために動きだし、長原家三男・紀博のもとを訪れる。一方、安城は家庭が崩壊していく中、会社を守るため、訴訟を阻止しようと裏から手を回し始める。
最終話:高藤の容体が悪化していく中、槙田は原告団を説得するために奔走するも、訴訟に必要な資料は安城によって燃やされてしまう。唯一の手掛かりを失った槙田。そんな中、父・高志が倒れ、槙田は病院に急ぐ。高志の言葉に父親として、男として生きる意義を考え始める槙田。さまざまな想いが錯綜する中、長原製薬の罪を許せない高藤が最後に選んだ生き方とは。槙田は安城に誤断を認めさせ、自分の選んだ正義を貫けるのか?