塔馬教授の天才推理3
ドラマ
🈑<BSフジサスペンス傑作選>塔馬教授の天才推理3
佐々木蔵之介主演の人気シリーズ最新作!
新潟からくり人形の館・空中散歩する死体とは?
不可解な殺人事件に和製インディ・ジョーンズが挑む!
1月28日 火曜 12:00 -14:00 BSフジ・181
私大教授で近世庶民文化史が専門でもある塔馬双太郎(佐々木蔵之介)は、雑誌編集部員・名掛亜里沙(森口瑤子)と推理小説家・長山作治(橋本さとし)が次に取材する資料に目を通す。
取材テーマはからくり人形。
亜里沙は、からくり人形研究家として名高い京南大学工学部の神楽教授を訪ね、新潟で「からくり人形展」が開催されるという話を聞かされる。
新潟は米の送り出しを通して江戸や上方の文化が流れ込んだ町で、今も江戸の文化を後世に伝えようという取り組みが盛んなのだという。
亜里沙は、大正時代に書かれた古い文献の写しを塔馬に見せる。
そこには「新潟県の奥地に驚くべき秘宝を所蔵する“偶人館”なるものがある…」とあった。
亜里沙は「秘宝」とは、からくり人形のことではないかと推測し、塔馬の興味も大いにそそられたのだった。
亜里沙と長山は、からくり人形展で神楽教授と再会を果たす。
そこには、神楽の古い友人でからくり人形マニアの新島(渡辺裕之)も来ていた。
神楽も新島も家族で会場に来ていたが、新島の家族は妻に、愛人とその娘・娘の恋人…と少し家族構成にワケありの様子だ。
亜里沙が神楽に「偶人館」のことを聞く。
「偶人館」の名前を聞いた途端、神楽の表情は曇り、しらを切る。
ほかの家族も困惑した様子をみせた。
話をそらそうと新島が亜里沙に別のからくり人形を見せる。
吉と大吉しか出ないおみくじのからくり人形だったが、出てきた紙には「べんきちはゆるさないぞ」という謎の文言が。
同時に別のからくり人形の首が転げ落ちた。新島は質の悪いいたずらだとその場を取り繕うが…。
亜里沙は塔馬に電話をして状況を説明。
事件の予感を覚えた塔馬は、休講しても大丈夫なように学生たちの課題を数日分作成して、新潟へと向かう。