鬼平犯科帳 第7シリーズ

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🈑<時代劇>鬼平犯科帳 第7シリーズ 第9話「寒月六間堀」

いつの世にも絶えない悪を容赦なく取り締まる!中村吉右衛門の当たり役として好評を得た『鬼平犯科帳』の第7シリーズをお届け。

1月27日 月曜 18:30 -19:25 BSフジ・181

🈑<時代劇>鬼平犯科帳 第7シリーズ 第9話「寒月六間堀」

火付盗賊改メ方長官の長谷川平蔵(中村吉右衛門)も四十歳を越え、時に人生に疲れを感じてくる。 そんな寒い冬のある日、本所のなじみの店・五鉄で、密偵の相模の彦十(江戸家猫八)やおまさ(梶芽衣子)、店の亭主の三次郎(藤巻潤)と昔語りをしているうちに、興が乗って酒を過ごし、店に泊まってしまった。 役目について初めてのことだった。
翌朝、平蔵は仕事に戻る気がせずに、彦十を相手にそこらをぶらぶらと歩き、気ままな一日を過ごすことに決めた。 ところがその途中で、七十歳は越えた老武士が、用心棒に囲まれた町駕籠を襲おうとしているのを目撃。 市口瀬兵衛(中村又五郎)であった。 しかし、瀬兵衛は気おくれと疲労のために襲えず、倒れてしまう。平蔵は瀬兵衛の世話を彦十に頼み、自分は駕籠を尾行した。
乗っていたのは、顔に刀傷のがっしりとした男で、裕福な金貸しの山下藤四郎(潮哲也)だった。 数日が経ち、ようやく元気を取り戻した瀬兵衛は平蔵に、息子の仇討ちのために家を出て二十年になるということ、息子とは剣の道の同門で仲が良かったのだが、息子の婚礼前に妻がいながら息子の相手と良い仲になり、果たし合いの結果息子を討ち、女と駆け落ちをしてしまった仇の藤四郎をとうとう今日見つけたことを話すのだった…。