ドキュメンタリー/教養
ザ・ノンフィクション特別編『東京 家賃2万5000円 〜僕が四畳半で見る夢〜』
東京23区なのに家賃はわずか2万5000円…都会の駐車場よりも安価な部屋になぜ彼らは住んでいるのか…4畳半の小さな部屋で大きな夢を追う2人の夢の行方は…
1月26日 日曜 12:00 -14:00 BSフジ・181
東京23区内で家賃2万5000円。
広さは4畳半、もちろん風呂はない。
東京の賃貸マンションの家賃が過去最高の水準に高騰する中、それでも彼らには、この部屋に住み続ける理由がある…
石川県から4年前に上京してきた金子翔さん(33)が暮らすのは、蒲田にある築80年の木造アパート。
家賃2万5000円の風呂なし、トイレは共同の4畳半で、自炊をしながらつましい暮らしを続けている。
すべては、「俳優になる」「演劇の世界で生きていく」という夢をかなえるためだ。
映画や演劇、俳優を養成するスクールを卒業したものの、時はコロナ禍。
俳優としての活動もままならないまま、今は、銭湯の掃除と映画館でのアルバイトで生計を立てていた。
しかし、いつまでも変わらない現状に「活躍の場を自ら作ろう」と、自らが主宰する劇団を立ち上げようするのだが…
東中野にある築40年の木造アパートに住むのは、芸能事務所に所属するピン芸人・竹迫ゆうじ(27)。
テレビに出て売れっ子芸人になることを夢見ているが、芸歴5年目になっても一向に芽は出ず、家賃2万4000円(共益費1000円)のゴミだらけの四畳半での生活から抜け出せずにいた。
女性との交際経験がゼロの竹迫の持ちネタは「彼女との妄想恋愛」。
しかし、たまたま2人で飲んだことをきっかけに、同期の女性芸人を意識するように。
肝心のお笑いそっちのけで人生初の恋愛に浮かれまくってしまう。
人生の岐路に立った2人が、4畳半で追い続ける夢の行方は…