劇場/公演
本格ミステリー歌劇「46番目の密室」 ▼井澤勇貴、矢田悠祐
小説家・有栖川有栖の人気シリーズを初舞台化。火村英生と有栖川有栖の関係性を舞台オリジナルのストーリーで描く。(2023/10/15〜22 KAAT神奈川芸術劇場)
144分
1月25日 土曜 9:00 -11:30 衛星劇場
◆劇場への扉〜素晴らしき演劇の世界〜◆
小説家・有栖川有栖による『46番目の密室』(講談社文庫)は火村英生シリーズの第1作目として1992年3月に刊行され、緻密な構成や完成度の高さから本格ミステリー小説としてファンを魅了し続けている人気作品。30年以上にわたって続く人気シリーズを初舞台化し、火村英生と有栖川有栖の関係性を舞台オリジナルのストーリーで描くバディ作品として上演。
犯罪社会学者の火村英生役を井澤勇貴、作家の有栖川有栖役を矢田悠祐が演じる。そのほかのキャストには、津田英佑、吉沢梨絵、飛香まい、阿久津仁愛ら多彩な面々が集結。
密室を愛し、密室を憎む、すべての人々に——
クリスマス、北軽井沢。
“密室の巨匠”と呼ばれる推理作家の真壁聖一主催の集まりに参加した火村英生と有栖川有栖。
45に及ぶ密室ミステリを発表し“日本のディクスン・カー”と称される真壁が夕食の席で、「最後の密室ものを執筆中である」と事実上の密室トリック卒業宣言をする。
だが真壁は、密室状態の部屋で無残な姿となって発見される。
果たして真壁は自らの46番目のトリックで殺されたのか——。
(2023年10月15日〜22日 神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉)