日本のチカラ

ドキュメンタリー/教養

日本のチカラ「サンマの海にほえろ!〜83歳、怪獣船頭〜」

サンマ漁でほえまくる、83歳「怪獣船頭」の物語。気仙沼のため、ボロボロの体で海に出続ける男の心意気とは…。

1月24日 金曜 10:25 -10:55 山口放送1

「見ろ見ろ見ろ!サンマだ!」…全国有数のサンマの水揚げ港として知られる宮城県気仙沼市に「怪獣」の異名をとる船頭の声が響き渡ります。第81豊清丸の船頭、中館捷夫(なかだて かつお)さん83歳。トレードマークはねじり鉢巻き。出航が近づくと銭湯モードに切り替わり「怪獣」に変身。番組では中館船頭のもと、サンマ漁に同行。大漁となれば1回の漁で数千万の稼ぎになりますが、とれ高は船頭の腕にかかっています。
乗組員の生活がかかった命がけの現場で、目指すはサンマの大群。はたして…。オフシーズンは体の不調に悩まされる場面も。手足のしびれや痛みで夜も眠れない生活が続くなか、なぜ漁師を続けるのか…。その原動力でもある東日本大震災で被災した経験や、未来ある子どもたちへの思いも描きます。ふるさと、気仙沼のため海に出続ける中館さんの心意気は、まさに男のなかの男。今日もサンマの海にほえる、ほえる!

  • 出演者

    【ナレーション】藤沢智子(フリーアナウンサー)