剣客商売3/水戸黄門 第17部

ドラマ

ドラマコレクション「剣客商売3」「水戸黄門」

剣客商売3 #3「狂乱」
水戸黄門 第十七部#11
「命に替えた正義の剣・膳所」

1月27日 月曜 15:04 -16:54 テレビ大阪1

秋山小兵衛(藤田まこと)は老中の田沼意次(平幹二朗)から、石山甚市(永澤俊矢)という剣士の指導を頼まれた。自分は隠居の身なので、友人の牛堀九万之助(竜雷太)の道場に預けることにした。道場での石山は門人を次々と倒すが、大身の旗本・本多家の家臣のはずなのに、まるで道場破りのような態度で、見ていた小兵衛は「狼のような男だ」と思った。
石山は本多家の側用人・豊田孫左衛門(磯部勉)が、伊勢の藤堂家から本多家に移った時に連れてきた男で、田沼はもちろん、本多とも面識がない。そんな男を豊田が推して、田沼にまで達したのはなぜか。小兵衛は気になった。本多家での石山は家臣たちの嫌われ者だった。なのに豊田を見下したようなところがある。豊田の妻稲(杉田かおる)と石山とはただならぬ関係に見える。
近江膳所藩剣術指南役の娘をいたぶる異様な武士と、娘を助ける若侍。国家老の息子一味の乱暴から助三郎を庇う浪人者は元師範代。その浪人を慕う宿屋の女将。国家老の無法好色な悪行に追い詰められる指南役の娘を助ける為、遂に浪人が立ち上がる。老公一行の見守る中、浪人と異様な武士の、命を賭けた対決の火蓋が切られた。