ドキュメンタリー/教養

テレメンタリー2025「ノー・モア・ヒバクシャ 〜NEVER AGAIN NAGASAKI〜」🈑

2024年ノーベル平和賞を受賞した日本被団協。「核のタブー」が揺らぎ核使用の危険性が高まる世界へ被爆者と若者らの「ノー・モア・ヒバクシャ」の叫びを伝える。

1月18日 土曜 4:50 -5:20 テレビ朝日

1956年に長崎市で結成された被爆者の全国組織「日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)」が2024年のノーベル平和賞を受賞した。日本の個人・団体による平和賞の受賞は非核三原則を提唱した1974年の佐藤栄作元首相以来50年ぶり2例目。団体としては初めて。今回の受賞の背景には一人の被爆者の存在が挙げられる。14歳の時に長崎で被爆した山口仙二さん(2013年に82歳で死去)。1981年から2010年まで29年間、被団協代表委員を務めた。
1982年には被爆者として初めて国連で演説。体に残るケロイドの写真を掲げ「ノー・モア・ヒロシマ、ノー・モア・ナガサキ、ノー・モア・ウォー、ノー・モア・ヒバクシャ」と強く訴えた。山口さんの長年にわたる草の根運動の軌跡をたどり、その人間像に迫る。2024年12月10日ノルウェー・オスロで行われたノーベル平和賞授賞式。現地に赴いた被爆者や元高校生平和大使らの“声”を取材。核兵器のない未来に向けた“次の一歩”を探る。