剣客商売スペシャル 春の嵐
ドラマ
🈑剣客商売スペシャル 春の嵐
剣を世渡りの手だてとしながら軽妙洒脱に生きる秋山小兵衛の人生と事件を、江戸の町の情緒や人情を織り込んで描く痛快娯楽時代劇シリーズ。
1月18日 土曜 15:00 -17:00 BSフジ・181
奥州、白河十一万石、松平越中守定信(福士誠治)の家来(上條コウ)が、巣鴨の中屋敷へ出向く途中で、突然現れた辻斬りに一太刀で倒され死亡した。
背丈高く、立派な体格のその辻斬りは頭巾で顔を隠していたが、「アキヤマダイジロウ」と名乗ったと、生き残った小者が報告したことから、北町奉行所の同心・永山精之助(梨本謙次郎)が秋山大治郎(山口馬木也)の身を案じて、四谷の弥七(三浦浩一)に探りを入れるよう指示した。
弥七は大治郎本人に当る前に、父親である秋山小兵衛(藤田まこと)の耳に入れておこうと小兵衛の家を訪れる。
そこに、たまたま大治郎と妻の三冬(寺島しのぶ)が一緒に食事の席についていたため、どのみち知られることと、皆の前で事のあらましを語る。
事件の時間の所在を問われた大治郎が口を開く前に、三冬が「その時間は家にいた」とすばやく答えた。
それを聞いて安心する一同だったが、実はその夜、大治郎は遅い時間に軽い怪我をして帰宅していたのだった・・・。
それには気付かず小兵衛は、何者かが大治郎の名をかたり陥れようとしていると確信する。