ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅

ドキュメンタリー/教養

ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅▽カヤと暮らす天空の里 徳島県つるぎ町🈑

つるぎ町は急斜面に家や畑が点在する天空の里。農家はススキやチガヤなどを育て、それを刈って畑に入れて斜面を崩れにくくしてきた。秋、斜面の畑を満開のソバの花が彩る。

1月17日 金曜 4:00 -4:10 NHK総合1・東京

つるぎ町では傾斜40度の転げそうな急斜面にも家や畑が点在する。秋、雲に届きそうな畑のカヤ場ではススキなどのカヤ刈りが始まる。カヤは斜面に根を張って土の流出を抑え、堆肥に利用すると土に粘りが出て、畑を崩れにくくするという。そこで農家はわざわざカヤを育て、刈り取ると三角帽子のように立てかけて乾燥させる。斜面にその束が並ぶ頃、畑ではソバの花が満開となり、美しい天空の花園が出現する。