鬼平犯科帳 第7シリーズ

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🈑<時代劇>鬼平犯科帳 第7シリーズ 第7話「五月雨坊主」

いつの世にも絶えない悪を容赦なく取り締まる!中村吉右衛門の当たり役として好評を得た『鬼平犯科帳』の第7シリーズをお届け。

1月13日 月曜 18:30 -19:25 BSフジ・181

🈑<時代劇>鬼平犯科帳 第7シリーズ 第7話「五月雨坊主」

平蔵(中村吉右衛門)の密偵・伊佐次(三浦浩一)は江戸・下谷の岡場所になじみの女・およね(池波志乃)がいた。 およねの所に泊まって帰る途中、伊佐次はとある町家の垣根超しに、顔見知りの絵師・石田竹仙(上田耕一)が、泥と血にまみれた男を家に引き込もうとするのを見た。 竹仙は元盗賊だったが、平蔵の人柄に惚れ込んで、今は盗賊改方のために人相書を描いている。 驚いた伊佐次は家に飛び込んだ。
竹仙に話を聞くと、朝方まで絵を描いていて、気がつくと植え込みに男が倒れていたらしい。 傷の手当てをしてやろうと思い家に引き込むと、意識を取り戻して竹仙の顔を見て「九兵衛どん、10日のおつとめは…だめだ」と、謎の言葉を残して息絶えた。 報告を受けた平蔵は、何のことか分からず首をかしげてしまった。 竹仙は、死んだ男の人相書を描いていた。
荷頃の半七(寺尾建)という盗賊だったことが分かり、密偵たちが人相書を持って江戸中を走りまわったが、何ひとつ手がかりは掴めなかった。 思案した平蔵は、竹仙を早朝役宅に呼び出し、竹仙に自分の自画像を描くように頼んだ。当惑する竹仙に、「死んだ男は盗賊で、竹仙のことを九兵衛という盗賊に間違えている。だから、竹仙の人相書で九兵衛を捜すのだ」と言った。 納得した竹仙は早速自画像を描きあげた。
そして、伊佐次の情婦・およねとおいま(田辺ひとみ)は、竹仙が描いた人相書きを見て「髭をつけると、谷中の寺の坊主にそっくりだ」と言い出し・・・。