ちょっといい姉妹
ドラマ
昭和ドラマ「ちょっといい姉妹」🈡第29話
東京・青山にある歯科医院が舞台。山岡久乃、京塚昌子、大空眞弓が演じる性格の違う異母姉妹3人の日常を描く。人の触れ合い、優しさ、女性の自立などを描いたホームドラマ
1月9日 木曜 4:00 -5:00 BS11イレブン
孝司に求婚された華子は、今朝も仕事が手に付かない。ついに午後、休診させてもらって姿を消した。行く先は幸代の勤め先だった。華子は、この求婚は幸代が受けるものだったような気がしてならない。だが、幸代は結婚より仕事を選びたいと、その意志ははっきりしていた。孝司に夢中だったときのことは、もう過去形になっていた。そのころ、孝司には九州転勤命令が出ていた。誰も考えてもみないことだった。
皆見が悠子を訪ねてきた。神戸に帰るので、お別れに来たのだ。十河も訪ねてきたが、表情が明るくなり、いずれ一正に束縛されない日が来たらと、悠子との未来に淡い期待を抱いている様子だった。
三子が歯痛を起こした。華子がいなくなる京歯科を背負っていかねばならない不安からだった。が、やがて三子は元気が出てきた。京歯科はなんとかやり抜く。悠子も店を持って自立した。
そう、三子も悠子もその気になればいいのだ、と思う。
妹たちは断固、華子に九州に行けと言う。迷った華子は青山墓地に行った。ちょうど孝司も亡き妻に別れを告げにお参りしていた。
亡き妻が残した晩年の幸せを、その分華子に幸せになってほしいと孝司は言った。華子の気持ちは決まった…。
(1981年/全29話)
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出演者
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スタッフ
【脚本】田井洋子,北原優 【プロデューサー】石井ふく子
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主題歌
『ちょっといいもの』佐良直美
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おしらせ
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