人形師 世界へ翔る!博多人形の継承と挑戦

ドキュメンタリー/教養

人形師 世界へ翔る!博多人形の継承と挑戦🈞

人形師一家の4代目・中村弘峰さんは伝統的な図柄を現代的なモチーフに組み合わせた斬新な作風で若者にも注目される。この度ニューヨークでの展覧会を開くことになった。

1月2日 木曜 4:50 -5:50 RKB毎日放送

福岡を代表する伝統工芸品、博多人形。 その美しさから明治時代にパリ万博にも出品され、世界を魅了してきた。 伝統を100年に渡って受け継いできた「中村人形」3代目の中村信喬さんと、4代目の弘峰さん親子。 父・信喬さんは博多人形師界の重鎮で、ローマ法王に作品を献上した経歴を持つ。 あとを継ぐ息子の弘峰さんは38歳。 生まれながらに4代目となることを期待され、東京芸術大学彫刻科に進学し、大学院まで修めた。
父と比較される複雑な気持ちとプレッシャーを抱えている。 そんな弘峰さんが作る人形は、従来の博多人形とは異なる作風だ。 伝統的な図柄を使いながらも、野球選手など現代のモチーフと組み合わせた自由な発想による人形は、若者にも注目されている。 弘峰さんの一年に一度の大舞台が博多祇園山笠。 祭りの主役である山笠の人形は博多の人形師が製作している。 最も名誉とされる「一番山笠」の製作依頼が弘峰さんにきた。
弘峰さんにニューヨークでの展覧会のオファーがきた。 伝統工芸を継承しながら、新しい伝統を作ろうと奮闘する博多の人形師に密着した。

  • 出演者

    中村弘峰 中村信喬 古賀崇洋 ナレーション:坂田周大(RKBアナウンサー)

  • 制作

    RKB毎日放送

  • おことわり

    番組の内容と放送時間は変更になる場合があります。