第35回 高松宮殿下記念世界文化賞 “文化・芸術のノーベル賞”
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第35回 高松宮殿下記念世界文化賞“文化・芸術のノーベル賞”
▽“紙の家”で被災地救う建築家▽世界的監督モスラの記憶▽失恋をアートに異色の芸術▽“床”に刻む無名の犠牲者の物語▽豪華歴代受賞者…芸術は誰のためのもの
12月31日 火曜 0:25 -1:25 STSサガテレビ1
11月に授賞式が行われた「第35回高松宮殿下記念世界文化賞」。今年の受賞者たちの素顔や生き方、作品に込められた思いを紹介するとともに「世界文化賞」35年間の歴史を振り返り、豪華な受賞者の顔ぶれや芸術活動をひもときます。番組のテーマは「芸術は誰のためにあるのか」。
建築家の坂茂さんは「世界で最も美しい美術館」で知られる一方「紙管」を活用し被災地の仮設住宅作りに尽力。▽映画監督のアン・リーさんが「モスラ」の劇中歌を口ずさんだ理由▽一見ただの床に見えるドリス・サルセドさんの作品。製作工程に込められた強い思い▽異色のアーティスト、ソフィ・カルさん。失恋体験をアートにした真意▽マリア・ジョアン・ピレシュさん。優しいピアノの音色を生み出す自然の中での生活
▽過去の受賞者たちも「芸術は誰のためのもの」なのか問い続けてきました。コロナ禍で人々に希望を届けようとワクチン接種会場で演奏したチェロ奏者のヨーヨー・マさんや、東日本大震災の被災者を勇気づけようと来日したバレリーナのシルヴィ・ギエムさんなど人々に寄り添おうとする芸術家たちの姿を紹介します。9年前ギエムさんにバレエシューズにサインをもらった女性の今も取材。彼女の日常を支えていたのも芸術の力でした。
(2024年12月13日にフジテレビで放送された番組です)
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出演者
ナレーター:斉藤舞子(フジテレビアナウンサー)