初歩からの物理

趣味/教育

初歩からの物理 第13回

「時空と宇宙」

12月29日 日曜 9:45 -10:30 放送大学テレビ

電磁気学の発展から生まれた相対性理論は、時間空間に対する我々の見かたを変えた。それは単なる物質の受け皿ではなく、物質があるとその周りの時空も歪み、それが重力の起源となる。この人類の時空認識に革命を起こしたのがアインシュタインの相対性理論である。ここでは、相対性理論の来歴とエッセンスを述べる。また、一般相対論によって私たちの宇宙観がどう変革したかも述べる。

  • キーワード

    ローレンツ変換、光速不変の原理とアインシュタインの特殊相対論、ミンコフスキーの「時空」、伸び縮みする時間と空間、慣性質量と重力質量と等価原理、時空の歪みと一般相対論、時空の計量テンソル、アインシュタイン方程式、膨張宇宙、ブラックホール

  • 出演者

    放送大学特任教授 松井 哲男