ドキュメンタリー/教養
●中国を知る●中国と海洋文化「#1」🈑
海のシルクロードをたどる旅が始まる。中国で明朝の巨大な木造船「宝船(ほうせん)」の造船技術に迫り、マラッカ海峡を経て、多様な文化が共存する港町マラッカに寄港する
12月27日 金曜 8:00 -9:00 ナショジオ
海のシルクロードは東洋と西洋を結ぶ海上の交易ルートとして古くから栄えてきた。約600年前に中国明朝の武将、鄭和(ていわ)の率いる木造の大船団が航行したこの古(いにしえ)の海路を、海洋史家のサム・ウィリスと共にたどる。中国を出港し、アジア、アフリカ等の各地に寄港しながら、交易を通して多様な文化が交錯し新たな世界が築き上げられてきた歴史を振り返る。同時に、海のシルクロードの現在の姿にも目を向ける。
海のシルクロードをたどる旅は中国から始まる。明朝の武将、鄭和(ていわ)に率いられた大船団の中心をなす巨大な木造船「宝船(ほうせん)」はどのように造られたのか、当時の技術に迫る。次に世界で最も危険な海域の一つ、マラッカ海峡で、海上警備や水先案内、ハイテク化された港の荷役作業に立ち会う。マラッカは、交易で栄え、多様な文化や宗教が交じり合うことで生まれた独自の生活スタイルが今も受け継がれている。