災害社会学

趣味/教育

災害社会学 第12回

「夢」

12月23日 月曜 21:45 -22:30 放送大学テレビ

遺族にとって、夢は死者との「縁」を考えられる大切なツールである。夢は、見る度に死者との関係を更新=交信できる。ふいに現れる亡き人は、その後失われた日常生活の一コマとして、ページを新たにしてくれる。つまり、夢は、断ち切られた現実に対して、死者となおもつながり続けることができる「希望(としての夢)」なのである。

  • キーワード

    因果関係の逆転、更新=交信、「未来を記憶する」力/「過去を現在進行形に変える」力

  • 出演者

    関西学院大学教授 金菱 清