劇場/公演

彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd Vol.1『ハムレット』 ▼柿澤勇人

【'24年公演舞台プレイバックSP】
吉田鋼太郎が立ち上げた、彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd。(2024年5月7日〜26日 彩の国さいたま芸術劇場大ホールほか)
196分

12月22日 日曜 11:00 -14:30 衛星劇場

吉田鋼太郎が新しく立ち上げた【彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd】。記念すべき第一作として、シェイクスピア不滅の金字塔『ハムレット』に挑んだ。シンプルなセットがゆえにキャスト一人一人の芝居が引き立つ。開幕以降、連日補助席を販売する程注目を集め、ただならぬ熱量で観客を魅了した。
満を持してハムレット役に挑んだ柿澤勇人は、“無二の適役”とも評された。吉田は演出とともに、ハムレットの仇敵である叔父のクローディアス役を務め、さらに、ハムレットの恋人・オフィーリア役に北香那、ハムレットの親友・ホレーシオ役に白洲迅、オフィーリアの兄・レアティーズ役に渡部豪太、ノルウェー王子・フォーティンブラス役に豊田裕大など、新シリーズの開幕に相応しい清新な顔合わせが実現。
デンマーク王国では、2ヶ月前に王が亡くなり、先代の王の弟クローディアス(吉田鋼太郎)が王に即位。そして、先代の王妃ガートルード(高橋ひとみ)はクローディアスと再婚する。父の死の悲しみも冷めぬ間に母が叔父と再婚したことに、王子ハムレット(柿澤勇人)は憤りを感じていた。父の亡霊と対面したハムレットはクローディアスが父を毒殺したのだと知り、復讐を企てる。