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今だから語る 柳葉敏郎と室井慎次
映画
今だから語る 柳葉敏郎と室井慎次
映画「室井慎次」2部作の撮影を経て、柳葉敏郎は27年間向き合ってきた室井慎次に対して何を思い、何を感じているのか。そこには涙なくして語れない強い思いがあった。
12月21日 土曜 19:00 -20:00 BSフジ4K
「室井を殉職させてくれ。」
27年前、連続ドラマ「踊る大捜査線」の撮影開始から間もなく室井慎次を演じる柳葉敏郎から亀山プロデューサーに放たれた衝撃の言葉。
しかし、新婚の柳葉の妻の「室井、かっこいい。」という言葉により殉職への思いは撤回された。
その後、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こし、映画化もされた「踊る」シリーズ。
2003年に公開された『踊る2』が打ち立てた173.5億円の記録は、20年以上たった今もなお、邦画実写記録の圧倒的頂点に君臨している。 そして『踊るFINAL』の公開をもってシリーズは終わりを迎えたと誰もが思っていた。
しかし、FINALから12年。「踊る」の時は止まっていなかった。
室井のことを親友のような存在と話す柳葉。
「欽ドン!」の時代から柳葉と仕事をしてきたシリーズの脚本家・君塚良一。シリーズをプロデュースしてきた亀山千広。3人の中で、室井は生き続けていた。
それぞれの思いが交錯し、公開中の映画「室井慎次」2部作の企画が立ち上がった。
当初は断ったという新作映画の撮影を経て、ロングインタビューに答えた柳葉敏郎。
四半世紀以上を共に歩んだ室井とシリーズへの思いがあふれ出し、柳葉の目からは幾度も涙がこぼれた。
収録に挑んだスタッフも思わずもらい泣きをするほどの熱く、強い思い。
メイキング映像とともに、柳葉敏郎が室井慎次への27年間の思いを語り尽くす。