劇場/公演

歌舞伎◆夕霧名残の正月 由縁の月 ▼坂田藤十郎、片岡我當、四世中村雀右衛門

病によってこの世を去った遊女・夕霧の四十九日。恋人であった伊左衛門は、死に目にも会うことができず…。(平成18年1月・歌舞伎座)
2006年 31分

12月18日 水曜 17:15 -18:00 衛星劇場

◆特選歌舞伎◆ 病によってこの世を去った遊女・夕霧の四十九日。彼女の恋人であった藤屋伊左衛門は、放蕩の末に家を勘当され、借金を抱え、夕霧の死に目にも会うことができませんでした。すっかり落ちぶれていた伊左衛門は、夕霧の死を知り、起請を香華の代わりに手向けようとするところ、気を失います。そこへありし日の姿のままの夕霧が現れ、喜ぶ伊左衛門は夕霧との逢瀬を楽しみますが、やがて夕霧はその姿を消すのでした。
藤十郎の伊左衛門に、四世雀右衛門の夕霧で、2006年1月の坂田藤十郎襲名披露『壽初春大歌舞伎』より初代藤十郎の当たり役で地唄の「由縁の月」などをもとに書かれた舞踊劇をご覧頂く。