ドラマ

鬼平犯科帳スペシャル 高萩の捨五郎 【池波正太郎劇場】

出演:中村吉右衛門多岐川裕美勝野洋 ゲスト:津川雅彦塩見三省火野正平 原作:池波正太郎 高萩の捨五郎は平蔵に助けられ密偵になることを申し出る。(2010年)

12月14日 土曜 17:00 -19:00 時代劇専門ch

5月のある日、長谷川平蔵(中村吉右衛門)は、彦十(長門裕之)から、1月の上州桐生の絹問屋への押しこみは、大盗・妙義の團右衛門(津川雅彦)の仕業らしいと、さらにおまさ(梶芽衣子)から、團右衛門には、目をつけた押し込み先を詳細に調べ上げ、絵図面や覚書を盗賊に売り渡すのを稼業とする嘗め役・高萩の捨五郎(塩見三省)がついていることを聞かされる。
ある日、粂八(蟹江敬三)と釣りに出かけた平蔵は、偶然捨五郎を発見し、その後を付けると、百姓の親子が侍たちに斬られそうになっているところに出くわす。助けようとした捨五郎が足を斬られるが、平蔵が侍たちを追い払う。重傷を負った捨五郎は百姓の家で療養し、粂八の世話になるが、やがて、平蔵が火付盗賊改方の長官であることを知り、その人柄に触れたことで、密偵になることを申し出る。
3年後、捨五郎は、團右衛門と偶然再会し、以前に捨五郎から買ったろうそく問屋「三倉屋」に押し込むため、すでに三倉屋には引き込み女のお兼(北原佐和子)を、火付盗賊改方の役宅にも手下である竹造(火野正平)を送り込んでいることを聞かされる……。