ちょっといい姉妹
ドラマ
昭和ドラマ「ちょっといい姉妹」 第11話
東京・青山にある歯科医院が舞台。山岡久乃、京塚昌子、大空眞弓が演じる性格の違う異母姉妹3人の日常を描く。人の触れ合い、優しさ、女性の自立などを描いたホームドラマ
12月10日 火曜 4:00 -5:00 BS11イレブン
幸代が今日は患者として京歯科に来ている。診察しているのは華子だ。孝司がちゃんと予約を入れてくれているのも、幸代には嬉しい。
終わって幸代は、悠子の店に立ち寄った。店にはお昼休みの村瀬や桃らが来ていて、ここものどかだ。村瀬のお目当ては悠子。華子は、お昼を一緒に食べましょうと幸代を誘った。土曜日で幸代もゆっくりできる。話しているうちに、華子は幸代の姿に自分の30代を見る思いだった。
このまま仕事だけで花をしぼませることはない。華子は、お節介していいかしらと、何やら考えている。
夕方、華子は外で食事をすると、おしゃれして家を出た。朝から気分のすぐれない三子はあっけにとられていた。
夜も遅くなり、星を見上げに表に出た三子は、華子が孝司と話しながら帰って来るのに気付いた。華子は親しく、お兄様と呼び、好きとか愛してるとか、孝司は今晩は勘弁してくださいとか言っている。
三子が不潔だと言ったのが始まりで、猛然と姉妹げんかが展開された。華子は情けなくなった。ほのかな愛の通い合っている幸代と孝司を幸せにしてあげたいと計っただけなのに。華子は身の回りの物を持って家を出た…。(1981年/全29話)
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出演者
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スタッフ
【脚本】田井洋子,北原優 【プロデューサー】石井ふく子
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主題歌
『ちょっといいもの』佐良直美
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おしらせ
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