レジリエンスの科学
趣味/教育
レジリエンスの科学 第10回
「経済学から見た自然災害に対するレジリエンス:東日本大震災の経験を踏まえて」
12月9日 月曜 15:45 -16:30 放送大学テレビ
この回では、災害の予見や回避の範囲について非常に狭く限定することを前提に法的な過失責任を特定の個人や団体に負わすよりも、災害の予測範囲や回避手段をできるだけ柔軟に設定して広範な人々がベストエフォートベースで災害に備えることの重要性を強調している。また、不幸にして自然災害で被害が生じた場合にも、量的、質的な回復を適度に抑制する方が、持続可能な復興が実現できることを指摘する。
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キーワード
過失責任、予見可能性、結果回避可能性、危機対応マニュアル、行政の無謬性、復旧と復興、最適な回復規模
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出演者
名古屋大学大学院教授 齋藤 誠