鬼刑事 米田耕作〜銀行員連続殺人の罠〜

ドラマ

🈖🈑<BSフジサスペンス名作選>鬼刑事米田耕作〜銀行員連続殺人の罠〜

定年間近の「落としの耕作」(中村梅雀)と 元サイバー対策室の若き刑事(山本耕史)が銀行員連続殺人の謎に迫る!!

12月9日 月曜 14:59 -17:00 BSフジ・181

🈖🈑<BSフジサスペンス名作選>鬼刑事米田耕作〜銀行員連続殺人の罠〜

警視庁総務部文書課の一室で、定年間近の米田耕作(中村梅雀)は「警察功績章」、「感謝状」などの各種賞状に名前を書く作業をしている。 数々の発注書の中には、サイバー対策室の八坂健太郎(山本耕史)が、インターネット捜査で通り魔殺人を未然に防ぎ、取り調べでも自供をさせ起訴に持ち込んだという功績がたたえられた件があった。
これまで現場主義で行ってきた米田は、コンピューター頼りの捜査方法に疑問を持ちつつも、パートの川西美智子(茅島成美)と共に、賞状の名前書きの作業を続けた。   同じころ、シティホテルの702号室で、銀行員・奥寺洋子(中島ひろ子)の遺体が発見された。 現場検証へ向かった八坂に鑑識官は自殺の可能性が高いと伝える。 八坂はパソコンを片手に、過去の自殺事例を調べ、鑑識官の言葉通り自殺と断定。
その後、警視庁に戻ると一課長(矢島建一)から洋子は1億円横領の疑いがある重要参考人で、東室蘭署が行方を追っていたと伝えられる。  横領された1億円が不明のまま重要参考人も自殺し、焦りを感じた一課長は、米田に事件の捜査を依頼。 米田は早速、洋子の遺体が発見された現場へ向かう。  現場の状況や、洋子の行動には不審な点が多々あり、米田にはそれが自殺とは思えなかった。
さらに、客室係に当日のことを質問すると、洋子の隣の部屋、703号室に慌てて入る不審な男を目撃したとの情報を得た。 そして703号室に宿泊していたのは、偽名のカップルだということが分かる。 その上カップルの男性は、渡辺修二(大浦龍宇一)という、過去2回結婚詐欺で逮捕されたことがある男だった。 また米田はゴミ集積所で、703号室のゴミ箱から室蘭病院と書かれた薬袋を発見していた。
洋子と渡辺2人とも室蘭に関係が深いことが分かり、米田は渡辺が洋子の死に関与しているのではないかと推測する。 自殺とみていた八坂は、他殺だと言う米田に反感しつつも、米田と一緒に再び捜査をすることになる。