LIFE〜夢のカタチ〜

ドキュメンタリー/教養

LIFE〜夢のカタチ〜🈑 カレーで団地の街おこし!幻のスパイスカレーを復活させた

もう二度と味わうことはできないと思っていた「幻のスパイスカレー」。若くしてこの世を去った店主の味を復活させて話題に。古い団地の街おこしにも貢献したい新店主に密着

12月7日 土曜 11:00 -11:30 ABCテレビ1

LIFE〜夢のカタチ〜🈑 カレーで団地の街おこし!幻のスパイスカレーを復活させた

もう二度と味わうことはできないと思っていた懐かしい「幻のスパイスカレー」が話題になっています。なぜ幻かというと…2010年まで大阪・中津にあったカレーの名店『スパイス飯店』。若くしてこの世を去った店主の味を、常連として通っていた馬場丈雅さんが、復活させたからです。
吹田市。桃山台駅から徒歩7分、竹見台団地にある「竹見台マーケット」は、街びらきに伴い、昭和43年にオープンした、個人商店が集まる昔ながらのマーケットです。入口にある、カウンター6席だけの小さなカレー専門店『B.B.CURRY』。厨房に立つのは馬場丈雅さんと妻の美紀さんです。メインのメニューはタイカレー。
関西のスパイスカレーをけん引した『スパイス飯店』の味をそのまま再現して評判に。2011年、マスターの賢司さんが癌のため、39歳という若さで亡くなり、その味は幻となっていたのです。賢司さんのお母さんから、賢司さんのレシピ帳を託された馬場さんでしたが、レシピ帳には肝心のスパイスや作り方が細かくは記されていませんでした。
そこで馬場さんは、イベントでこのカレーの味を再現するため、マスターのお母さんや家族、常連さんの舌の記憶などを頼りに、試行錯誤を重ねます。そして遂に“マスターの味”が復活したのです。
吹田市で生まれ育った馬場さんは、地元吹田の古着屋さんで店長を任され、アパレルの道へ。その後、自らのブランドの立ち上げも経験し、百貨店の企画にも携わるようになりました。そんな馬場さんですが、浪人時代に『スパイス飯店』の味に衝撃を受け、病みつきに。そこから『B.B.CURRY』をオープンさせるまでには、一体どんな経緯があったのでしょう。
「竹見台マーケット」は、1968年、千里ニュータウンに開業。「大阪万博」で大いに賑わい、活気がありましたが、高齢化や老朽化で、かつて20以上あった個人商店が6店舗まで減っているのが現状です。馬場さんはその現状を打破すべく、ある大型企画を始めました。それは…

  • ナレーション

    佐々木蔵之介

  • ◇おしらせ

    この番組は、ABCテレビの『青少年に見てもらいたい番組』に指定されています。